書店に立ち寄る、火曜日の夜

 身体も気持ちもくたくたではあったが、仕事帰りに書店に立ち寄った。

 池波正太郎の「男の作法」を立ち読みする。そばの食べ方を読む。東京はつゆが濃いので、ちょっとつけて食べるのがよいという。そばは2・3回噛んで飲み込む、くちゃくちゃと何度も噛むのはおいしくない食べ方だという。

 子供の頃を思い出した。両親は自営業だったので、夜まで仕事した日は、蕎麦屋に注文していたものだ。

 私は力うどんが好きだった。たまに、もりそばを注文した。

 その蕎麦屋のもりそばは、そばが白かった。父は、「つなぎが多いそばだよ」といっていた。

 昨年、蕎麦好きの友人と蕎麦屋へいったとき、白いそばは「更科そば」といって、そばの皮を取り除いてそばの実を引いてそばをつくっているのだ、と教えてもらった。

 秋田にいたころ、取引先に蕎麦屋へ連れて行ってもらった。そこで、そばは、「ずずっと」豪快にすすって食べることを教わった。空気と一緒に食べると美味しく感じるといっていた。

 「そばの香り」とテレビのグルメ番組で観たことがあるが、私はその香りがわからない。

 蕎麦茶の香りなのだろか。よくわからない。

 さて、そろそろ夕ご飯にしようか。

 お疲れ生でした。

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