プラスチックのカップで飲む夜

 昨夜、久しぶりに友人と飲んだ。ハイボールを2杯、ホッピーのなか(焼酎)を1杯。つくね、レバー、ポテトサラダ、キャベツ、モツ煮、鳥刺しなどをつまみながら、カウンター席で話をした。どうしても周りの目が気になる。90分の時間制限があったが、それよりも早く店を出た。

 コンビニでスパークリングワインとお菓子を買い、友人の事務所で飲み直す。

 今日も仕事でいろいろあった。そのひとつひとつを話すことはできないが、仕事観については友人と話すことはできる。

 部下を持ったことはないが、上意下達の組織だ。リーダーシップというが、どこまで本当なのか。よくわからない。現場でクライアントと向き合う。うまくいかないことも多い。AIが出すような答えのようにはいかない。人の気持ちだ。

 だが、それがいいのだとも思う。現場の矛盾とクライアントの変わる気持ちと向き合いながら、仕事をやり遂げることが、経験と力になると思う。上に行って、現場の感覚を忘れてしまい、数字をなぞるような立場で、いったい何ができるというのだろう。

 プラスチックのカップで飲む酒。口の中で泡が弾ける。

 カウンターの席では心のなかにある言葉を発することができない。そんな話が、友人の事務所での二人の飲みなら打ち明けることができる。

 気がついたら、二人でボトル一本空けていた。

 こんな夜も、ありだな。

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