憂う木曜日の夜

 仕事から帰宅して、妻から息子の大学受験の結果を聞いた。今日の結果も不合格であった。

 今のところ、滑り止めで受けた大学しか合格していない。なんのために、浪人して大学受験に臨んだのか。情けない気持ちになる。

 息子は、いじめにあい、不登校になり、通信制高校へ転学した。引きこもり期間も長かった。そこから大学を目指すまでに回復できた。それでよしとするのか。

 有名大学に入学させたいというのは、息子のためなのか、親のエゴなのか。

 「浪人してその結果か」と思われること、どこかで恐れている。

 失敗を重ねなければ、息子はそこから学ぶことができないのか。だが、どこまで見守り、どこから手を差し伸べるべきなのか。わからない。

 自分が大学受験のときは、もっと主体的に取り組んでいた。過保護にやりすぎたか。もっと厳しく接するべきなのか。

 けれど、ひとつ確かなことがある。
息子は、一度折れた心を立て直し、再び挑戦した。
 それは結果とは別に、確かな事実だ。

 憂う日々は続く。

 それでも、親である私は、息子の隣に立ち続けるしかないのだろう。

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