ポテコとジビエ・カレー

仕事帰りにふらりと図書館に寄った。

新聞各紙をぱらぱらとめくる。選挙やトランプの見出しばかり。そんななかで、私の目に止まった記事を、書き留めてみる。

◇ポテコとなげわ

 毎日新聞の夕刊に載っていた記事だったと思う。ポテコとなげわは、ともに1973年に発売されたという。じゃがいもを輪っか状に加工できる食品メーカーは、当時、数社しかなかったそうだ。

 私は独身のころ、ポテコが好きだった。ポテコの輪っかのなかに、ちぎったスモークチーズを詰めて、カリッと音を立てながら食べつつ、ワインを飲む。これが、うまい。

 家族にその食べ方を話したが、妻も子供もいまひとつ反応がない。まあ、そうだろう。その食べ方をしたことがないのだから。今度、家族の前で実演してみようと思う。

たぶんーーいや、きっとーー家族も好きになる。

◇ジビエ・カレーの話

 こちらはジャパンタイムズの記事だ。三重のある地域で、鹿肉入りのレトルトカレーを販売しているという。一袋1,500円。

畑が鹿の被害にあうので、ハンターが鹿を狩る。年間おおよそ400〜500頭。鹿は重く処理が大変なため、山に埋めてしまうことも多いという。そこで、鹿肉を活用するために、カレーにしたのだそうだ。かつて100人ほどいたハンターは、今は30人程度。高齢化も進んでいる。

 ついこの間までニュースを賑わしていたクマ被害のことを思い出す。

 鹿の肉は美味しいのだろうか。事情はわかるけれど、1,500円はちょっと高いかな、とも思う。

 仕事、子供進学、相続。いろいろあって気持ちに余裕のない日も多い。

だからこそ、仕事帰りに新聞をめくりながら、こうした小さな話題に出会って、少しだけ気分転換したいのだ。

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