2025年11月1日土曜日付日経新聞の書評欄を読んで気になった本を書き留めた。
一冊目は、田所昌幸著「世界秩序」(中公新書・1,012円)
書評では「米国が日本との同盟を破棄して中国と結ぶ展開に備え、自らを守る覚悟が必要」と説く。そして、中国、ロシア、北朝鮮とも「無用な対立」を避けるべきとしている。
国家の動きは読みづらくなっている。
だからこそ、民間の立場で人と人との交流を通じて、理解を深めることが大切だと感じた。
二冊目は、ピーター・M・セング著「学習する組織」(英治出版)
丸井グループ社長・青井浩氏が薦める本。「ビジネス本として唯一無二」と評している。
評者は、「対話を通じて対立から協調へと至る方法を学んだ」と語る。
自律的かつ柔軟に進化し続ける組織は、今の時代にも通じる課題だ。
海外、国内、そして職場、どの場面でも対話こそが未来を拓く鍵だと改めて思う。
