街の古本屋さんで見つけた一冊。
本田健著「50代にしておきたい17のこと」(大和書房)
50代である私にぴったりだと感じた。
寝る前に数ページずつ読んだなかで、「子供時代の楽しさを思い出す」という言葉が心に残った。
教科書やノートに落書きをしたこと、漫画を読むこと、アニメをみること、ありの巣をつぶしたこと、夜にラジオを聴くこと、頭の中で物語を考えること、そして本を読むこと。
子供のころ、図書館は隣町にしかなかった。まだ自転車が乗れない頃から、一人で歩いて隣町まで行った。江戸川乱歩の怪人二十面相や、落語の本、そして、戦争ものをよく読んだ。
今も本は読む。一時期、アマゾンや楽天で本を買っていたが、郵便受けがいっぱいになって開けづらくなり、最近は本屋さんで買うようにしている。古書店もまわる。メルカリで買うこともあるが、一冊一冊手に取って、本の様子をみて、紙の匂いをかいでみたいのだ。
子供の頃から好きだった読書。50代の今もその灯を絶やさずに続けていきたい。そして、学んだことや感じたことを少しづつ言葉しにて、自分を磨いていきたい。