定期購読している雑誌「THE21」の12月号の書評欄を読んで、気になった本を書き留めた。
◇一冊目
鈴木大飛著「命の燃やし方」(講談社・1,650円)
著者は、人気YouTuberグループのコムドットやまとさんこと、鈴木大飛さん。
書評によれば、本書は「自分の才能を見つけて育ていく」というコンセプトを貫いているとのこと。「命を燃やす」とは自分らしく全力で生きることを表している。自分を理解すれば自分らしさをつかむことができ、才能が発揮され、結果として命を燃やすことができると述べられているという。
私は50代だが、自分の才能・強みを理解しているとはいいがたい。以前、創業を目指す勉強会に参加して、自分の深堀りから始めたが、明確な答えにはまだ出会えていない。だからこそ、本書のメッセージは強く刺さった。
◇二冊目
横山直宏著「1つの習慣」(すばる舎・1,650円)
書評の見出しは、”あらゆることを「楽しむ」人こそ、結局、人生がうまくいく”とある。
著者は数多くの経営者と出会っており、長年の観察と学びからたどり着いた答えが、「楽しむ」ということだったと述べている。
本書は、「楽しむ」ことで人生がうまくいく理由と、それを実現するための具体的な方法が解説されている。
そして著者は、まず考え方を変えることを提案している。「◯◯の『せい』と考えるのではなく、◯◯の『おかげ』と考える」と捉え直してみる」というように。
「おかげ」という捉え直し方は、とても心に響いた。私もいやなことやうまく行かないことがあると「◯◯のせいで」と思ってしまうことがある。そこを「おかげで」と考えることで、何かの学びが得られるのではないか。
人生の良い方向にもっていくヒントが詰まった本だと感じた。
◇まとめ
自分を知り全力で生きる、日々起こることを「おかげで」と捉え直して人生を楽しむ。
今年を振り返り来年につなげるために、本をじっくり読んでみたい。
