週末農業シーズン3     アブラムシ騒動 その後

今日、週末農業で借りている体験農園へ行き、秋冬野菜を収穫した。

私の畑に着くと、里芋の葉は全て枯れていた。もう収穫適期だ。霜が降りる前に収穫したほうがよいそうだ。この間、ネズミにコカブをかじられたこともあり、里芋もネズミにかじられないように、今日で全て収穫した。

収穫した種芋も食べられるが、硬い。妻が嫌がるので処分した。

その後、水菜、チンゲンサイ、小松菜を収穫する。野菜を土から引き抜くと、根にたっぷり土がついている。根はその場で切り落とす。前回、家でアブラムシが大量発生した反省から、洗い場でざっくりと洗っておく。

収穫を終えて、スコップやらバケツを洗い場で洗っていると、園主さんが畑にやってきた。

私がネズミとアブラムシおかげでコカブが全滅したと話すと、「アブラムシの農薬つくろうか? あと、私の畑にカブがあるからあげるよ」と、嬉しいお言葉が。

園主さんの指導で、プラスチックのスプレーに農薬を入れて水で500倍に薄める。その農薬を、アブラムシがついた葉物野菜にスプレーする。油膜成分で、アブラムシを窒息させる仕組みらしい。アブラムシがついている葉にかけてみると、たしかにアブラムシが油膜に包まれている。

作業のあと、園主さんからピンク色したカブをいただいてしまった。思わぬお裾分けに、笑顔がほころぶ。

天候、害虫、鳥、ネズミ、と障害は色々ある。苦労した分、収穫できた喜びはひとしおだ。

今夜は、野菜たっぷりの鍋だね。

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