今日、週末農業で借りている体験農園へ行き、秋冬野菜を収穫した。
私の畑に着くと、里芋の葉は全て枯れていた。もう収穫適期だ。霜が降りる前に収穫したほうがよいそうだ。この間、ネズミにコカブをかじられたこともあり、里芋もネズミにかじられないように、今日で全て収穫した。
収穫した種芋も食べられるが、硬い。妻が嫌がるので処分した。
その後、水菜、チンゲンサイ、小松菜を収穫する。野菜を土から引き抜くと、根にたっぷり土がついている。根はその場で切り落とす。前回、家でアブラムシが大量発生した反省から、洗い場でざっくりと洗っておく。
収穫を終えて、スコップやらバケツを洗い場で洗っていると、園主さんが畑にやってきた。
私がネズミとアブラムシおかげでコカブが全滅したと話すと、「アブラムシの農薬つくろうか? あと、私の畑にカブがあるからあげるよ」と、嬉しいお言葉が。
園主さんの指導で、プラスチックのスプレーに農薬を入れて水で500倍に薄める。その農薬を、アブラムシがついた葉物野菜にスプレーする。油膜成分で、アブラムシを窒息させる仕組みらしい。アブラムシがついている葉にかけてみると、たしかにアブラムシが油膜に包まれている。
作業のあと、園主さんからピンク色したカブをいただいてしまった。思わぬお裾分けに、笑顔がほころぶ。
天候、害虫、鳥、ネズミ、と障害は色々ある。苦労した分、収穫できた喜びはひとしおだ。
今夜は、野菜たっぷりの鍋だね。
