今朝、職場に「経営者になるためのノート」(柳井正著)を持っていこうと思った。手元において、職場で折りに触れて読み返す。自分ならどうするか考えることが、自分を変革する力になると思ったからだ。
なかでも心に残る言葉がある。
「本当の意味で儲けるために必要なことは、地道で泥臭いことなのです。
目の前の一人ひとりのお客様を大切にして、1日1日を大切に積み上げていく。
この努力を飽きもせず、手抜きもせず、重ねられる。そういうことなのです。
商売人のこの泥臭さを大切にできることが経営者をやる人には欠かせないのです。ここに儲けの道があるのです。」と。
この言葉を読むたびに、日々の仕事に追われ、一人一人のお客様への対応がおろそかになっていないか、と自問する。
泥臭い仕事にうんざりしていないか、と。
今の仕事が好きか。可能な限り偉大なものにしたいものか。
そこでふと気がつく。今住んでいるこの街が好きだ。そしてこの街で仕事ができている。この街を偉大なものにしたくないか。携わっている仕事を通じて、この街をもっともっとよい街にしていきたくはないか。
これからも手元には「経営者になるためのノート」を置く。隙間時間に読み返す。
この街を偉大な街にしていくために、日々の一歩を重ねていこう。