2025年11月9日日曜日付産経新聞の書評欄を読んで気になった本を書き留めた。
一冊目は、谷川輝著「サボ力」(ザメディアジョン・1,760円)
書評の見出しは、”上手なサボり方”。
書評によると、「『やらなくてもいい仕事』を見極める3つの視点、『時間単価を上げる』働き方、スマホを『行動促進マシン』に変えるテクニックなどが述べられているという。
日々、仕事に追われている。過剰品質と感じる仕事も多い。本書を読んで、本当にやりたい仕事はなにか、逆にやりたくない仕事はなにか、仕事の棚卸しをしてみたいと思った。
二冊目は、上谷さくら著「犯罪被害者代理人」(集英社新書・1,100円)
法曹関係者でもあまり知られていない被害者家族の実態を語った書。著者は弁護士で、犯罪被害で傷つき、裁判の過程でも傷つく人々に寄り添っている。
崇高な仕事と思うが、辛く苦しい過程のなかで、なぜやり遂げることができるのか。著者の他者に寄り添う姿勢を学ぶことで、自分も日々の人間関係に活かせるのではないかと思った。

