父との別れ

今日、父が亡くなった。

午前中、取引先へ訪問し、お昼に職場に戻る。事務を終わらせてから昼食をとった後、休憩しながらスマホをみると、兄から父の死を知らせるメールが届いていた。

感情を抑えながら、上司に父の死を伝える。上司も驚き、家族優先でといってくれた。

午後、半休をとり、一旦帰宅する。兄から父が安置されている斎場を教えてもらう。休暇だった妻を連れて、斎場に向かった。

斎場につくと、ちょうど姉夫婦も斎場に到着したところであった。

姉夫婦とともに、父に対面した。

最後にあったときよりも、父の頬はやせこけていた。ただ、安らかな顔であり、苦しまずに最期を迎えたことがわかった。

父に「お父さんありがとうございました。お疲れ様でした」と伝えた。

最期の3ヶ月間は、病院のベッドで寝たきりであった父。みているほうもつらかった。父もあの世で旅立てて、よかったのだと思う。

年末で葬儀が続いていることもあり、斎場も予約がいっぱいらしく、葬儀の打ち合わせはこの週末になる。

半休とってこのまま忌引き休暇と想像していたが、明日・明後日は出社することにした。

年末年始は慌ただしくなりそうだが、やむをえない。

衰えていく父をみて、「後悔なく、やりたいことをやろう」という気持ちが強くなった。

そして今日、父の命のバトンは私たちに渡された。元気なうちに、やりたいことをどんどんやっていこう。そして、子供たちに命のバトンをつないでいこう。

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