東京新聞の書評欄を読んで気になった本

2025年11月15日付東京新聞の書評欄から、気になった本を書き留めた。

◇ 一冊目

雨穴著「変な地図」(双葉社・1,760円)

主人公の祖母が謎の死を遂げる。祖母の死に疑問を抱き、見つけたのは7匹の妖怪が書かれた古地図。答えを求め、海沿いの廃集落へ赴くというストーリーだ。

私の娘は、「変な家」の本のファンだ。以前、私に「読んで」と手渡してくれた。だが、YouTubeでその話を知っていたので読まずに娘に返してしまった。今思えば、娘の好意を無にしてしまったようで後悔している。最近、会話の少なくなった娘との話題づくりに「変な地図」を読んでみるのもいいかもしれない。

◇ 二冊目

中川右介著「松田聖子と中森明菜」(朝日新書・1,650円)

1980年代に人気を二分したアイドルの評伝。書評によると「生い立ちやレコード会社の戦略などを丹念に追い、二人の発言や与えられた役割、楽曲を提供した音楽家なども比較。テレビの歌番組全盛期に輝いた音楽業界に一端を描く」とある。

松田聖子・中森明菜といえば、私の小学生時代のアイドルだ。ベストテンやトップテンは欠かさずみていたし、ラジオ番組でもランキング番組を楽しんでいた記憶がある。本書を読みながら、音楽業界の裏側や子供の頃を思い出してみたい。

◇ おわりに

今回選んだ2冊は、エンタメ色の強い本であった。自己啓発やビジネス本だけでなく、こうした娯楽作品にも触れながら、話題の幅を広げていきたいと思う。

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