2025年11月1日土曜日付朝日新聞の書評欄を読んで気になった本を書き留めた。
一冊目は、片桐はいり著「わたしのマトカ」片桐はいり著(幻冬舎文庫・660円)
書評には、「本書で描かれているフィンランドの大小の断片は、片桐はいりという異能の役者をプリズムとして放たれる光彩。読者は、気づけば舞台の最前線で役者の息遣いに接する心地を味わっている」 と書かれている。
北欧のイメージは、冬の白、夏の緑、自然豊かなお土地柄、というものだ。家族で秋田にいた頃を思い出した。自然豊かなところで、旅情を感じたい。
二冊目は、イ・ユリ著「ブロッコリーパンチ」(リトルモア・2,090円)
韓国の作家の短編集である。
書評には、「次にどんな味がでてくるかわからなくて、わくわくするあの感じ。ドロップ缶と違うのは、本書はどの短編もやった!感であること。食べたことない味がひょこっと出てくることだ。 かさかさした心によく効く保湿クリームのような一冊。お試しあれ。」と書いている。
とっぴなストーリーと、あたたかな内容に触れて、心をリラックスさせるのにピッタリの本だと感じた。
これから冬になる。温かい飲み物と一緒に、読書で心を落ち着かせたい。
