日経新聞の書評欄を読んで気になった本

2025年10月25日土曜日付日経新聞の書評欄を読んで気になった本を書き留めた。

一冊目は、阿刀田高著「90歳、男一人暮らし」(新潮社・1,870円)

書評には、「何事もまあまあ」のススメ、とある。そして、「何事もまあまあならそれでいい」と考えることが日々を機嫌よく過ごす秘訣のようだ、と続けている。

私も、日々のブログ、体の鍛錬、週末農業、英語の勉強と忙しく過ごしているが、全てを完璧にできるわけではない、「何事もまあまあ」といった心構えも必要と感じた。


二冊目は、岡本裕一著「思考実験大全」(イースト・プレス 2,178円)

なぜ今、思考実験なのか。AIやバイオテクノロジーが急速に発展して人間観や倫理観が揺さぶられるときは「考え方の転換を仮想的に行う必要がある」だけに、「思考実験は新たな時代を生き抜く知性を養ってくれる」と著者は述べている、との紹介されていた。

AIが急速に発展していることは実感する。作業をAIに頼めばやってくれるようになった。一方で、自分のコアとなる部分を磨いていく必要があると感じる。そうでなければ、AIに依存しすぎて自らの思考力が衰えかねない。色々な角度から考えをめぐらせる、それが、AI時代を生きる自分なりの”知の鍛錬”だと思う。

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