娘とちゃんと話せた日のランチ

 娘は通信制高校に通っている。自律神経の不調で朝起きられず、全日制の高校には行けないのだ。

 通信制とはいえ、年に何回は「スクーリング」という対面授業を受けなければならない。今日は麹町で授業を受けるという。娘が朝起きれないので、妻がなんとか起こし、私が娘に付き添った。

 娘が授業を受ける間、近くの喫茶店で本を読みながら時間を潰す。授業は40分ぐらいであっという間に終わった。

 二人で地元に帰り、街でランチをとることにした。以前、テレビで紹介されて、いつも満席のお店であったが、平日なのでなんとか入れるのではないかと思って行ってみた。

 そのお店にいってみると、お客さんはおらず、私たち親子だけであった。奮発して、パスタに、サラダとスープセットと、食後のデザートとドリンクのセットを追加してみた。

 かぼちゃのポタージュスープ、サラダが提供される。普段は、ファミレスぐらいしか連れて行っていなかったので、娘もスープやサラダを興味津津で味わっていた。

 パスタを食べながら、娘と進学のことについて話をした。娘も今年高校3年生になる。大学進学についてもいちおう考えているようだ。総合選抜試験の話、小論文の書き方について話をした。

「文章の要約するのが難しい。それと感想も書かなきゃ」

「本を読んで、感想文を書くんだよ。感想なんて正解がないんだから」

「あたし、ファンタジーとか好きなんだよね」

「そう、何でもいいんだよ。好きな本を読めば。できればたくさん読んだほうがいいな。歩いて5分ぐらいのところに図書館があるんだし」

「図書館なんて、全然いっていないな」

普段はずっとスマホの動画ばかりみている娘だが、今日は会話が成り立った。

 ファミレスやファーストフードで食事を済ませてしまうことが多いが、今日みたいに手の込んだ美味しい食事を食べていると、話しが弾むんだなと、うれしくなった。

 今度は家族4人で行ってみようと思う。

 息子の大学進学が決まったら行こうかな。

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