三連休の初日。午前中は畑へ行く。畑の契約は1年毎で1月末で終了する。それまでに冬野菜を収穫して、使った農業資材も片付けしなければいけない。
白菜、大根、長ネギ、キャベツを収穫する。白菜は今日ですべて収穫を終えたが、大根はあと4本、長ネキがまだ30本近く、キャベツもあと2玉ある。それ以外にも、春菊、チンゲンサイ、人参、ブロッコリーが畑にある。
数日前に大学時代の友人にあったときに、週末農業の話をした。年間で約6万円ぐらいの使用料を払っていると話したところ、
「月にすると5,000円かあ」
という。サブスクのようなイメージなのだろうか。週末農業するからといって、食費が節約できるかというとそういうわけでもない。野菜というのは一気にできてしまうし、家族4人の野菜がまかなえるほどの量でもない。たぶん、スーパーで野菜を買っていたほうが安上がりだろう。
ではなぜ週末農業なのか。例えるなら、「釣り」のようなところがあると思う。魚もたぶんスーパーで買ったほうが安上がりだ。でも、川や海へ出かけて、自然に触れながら魚と格闘する。人それぞれに醍醐味はあるのだろうけれど、まあそういうことだ。
週末農業をすることで、野菜作りのことを学ぶし、天候や害虫、鳥にも悩まされる。スーパーに当たり前に並んでいる野菜が、いかに苦労して作られたかがわかる。プライスレスの価値がある。時間と手間をかけた分だけ、暮らしの輪郭がはっきりする。
昼頃まで畑で収穫をしたあと、午後からは妻と銀座へ行く。
妻が交通会館にある和歌山のアンテナショップへ行きたいという。私も銀座三越のジョアンのパンが買いたいので、銀座へ向かう。
交通会館には各県のアンテナショップが入っており、飲み屋もあって賑わっていた。
妻は梅干しを買い、私は梅酢を買った。館内はとても暑く、アンテナショップに売っていた抹茶ソフトを買って食べてみた。冷凍庫に入っていたのでソフトクリームは固かったが、やさしい抹茶味で美味しかった。
妻が秋田のアンテナショップで、せりときりたんぽを買う。家族で秋田に4年近くいたこともあるので、たまにきりたんぽが食べたくなる。今夜は、きりたんぽとせりとネギを入れた鍋かな。
最後に銀座三越のジョアンでパンを買う。先日、実家の母にジョアンのパンを届けたら、新宿に三越があったころ、母もジョアンでパンを買っていたそうだ。子供のころ、ジョアンのパンを食べていたのだろうか。こんなところで母子の繋がりを感じる。
地元に帰り、コンビニで新聞4紙とスパークリングワインを買う。日経・朝日・毎日・東京新聞は土曜日に書評欄が載るので、欠かさずチェックする。セブンのスパークリングワインは安くて美味しい。今夜のきりたんぽ鍋には、ちょうどいい贅沢だ。
