オリックスの株主優待廃止はマルか、バツか。
私の結論は、マルですね。
理由は、
①優待廃止の代わりに配当金が増える見込みだから
②カタログギフト以外はあまり使えない優待だったから
③配当重視の姿勢が他の企業の見本となるから
です。
では順番に説明していきましょう。
①優待廃止の代わりに配当金が増える見込みだから
元々、高配当で知られるオリックス。
予想配当利回りは3.48%です。ここで株主優待があったわけです。
個人投資家80万人に達しているとのこともあり、株主優待
の事務コスト削減や、知名度も上がってきたことから、優待廃止に
なったわけですが、優待がなくなる代わりに、配当金で還元
する予定です。株主優待のコストが無くなる分、配当金が上がれば
トータルでチャラかプラスになります。これはいいですね。
②カタログギフト以外はあまり使えない優待だったから
正直、カタログギフト以外はあまり使えないですね。
東京に住んでいるから、大阪ドームの優待は使いづらいです。
水族館もねー。なかなか行けないし。人によりますけど、
私は使えませんでしたね。
③配当重視の姿勢が他の企業の見本となるから
日本は株主優待が人気ですよね。私もその一人です。
世界では株主優待は珍しいそうです。
私も株式投資歴は長いものの、本格的にやり出したのは
昨年ぐらいからです。それにしても株主に送られてくる
資料は多いなあと思っていました。コストもかかっているの
かなあ、と。
今はインターネットの時代。紙の資料はどんどん減っていく
でしょう。コスト削減してその分配当金に還元してもらえれば
万々歳です。株主優待で有名なオリックスが株主優待廃止を
率先して行ったのは、他社も衝撃でしょう。
これに他社追随してくれば、株主還元に熱心な企業が増えそうです。
と、いうことでオリックスの株主優待廃止は、マルでしょう。
2024年までは株主優待があるので、あと2年優待を楽しんだ後、
配当金が増えることに期待です。