
仕事帰り、古本屋に寄る。今日は3冊以上の割引セールがやっていなかった。詩集か自然科学・社会科学の本を探す。近藤康次郎さんの本よろしく、毎日、日本の古典、海外の古典、自然科学・社会科学、詩集を読もうというわけだ。そんななか、石川啄木の詩集をみつけた。本の状態もよい。550円だ。まとめ買いセールもやっていないので、1冊だけでレジに行く。店主は、私をみて、お会計した本と一緒に、2,000円以上購入で300円割引・5,000円以上購入で500円割引の券を添えてくれた。小憎らしい。次、つい買ってしまうではないか。
胃腸の弱い息子のために、ビオフェルミンを買い、食の細い娘のためにセブンで娘の好物の唐揚げ棒を買って帰った。なんだかんだいって、私は父だ。子供に伝わるかわからないが、やれることはやるのだ。子供の頃、父にしてもらったように。
さて、体調も戻ってきたので、今日は晩酌をする。常温で眠っていたハートランドビールを冷蔵庫に冷やす。だが、去年から糖代謝の数値が若干悪い。なので、紙パックの赤ワインを飲む。開けてしばらく経っていたが、十分美味しい。やるね、サントリー。
録画していた、「ぽっぽや」をみる。そう、この年になって泣ける映画だ。鉄道員はいわばモチーフ。誰にでも、なぜか譲れないこと、うまくいかないこと、ままならないことはある。そう、思った通りにはいかないのだ。そして、自分のやってきたことが、家族のとって、どうだったのか、もっと家族に寄り添えたかもしれない、との想いはある。それを感じさせてくれる映画だ。今頃になってではあるが、観てよかった。ワイン飲んだせいもあるが、ボロボロ涙が流れた。
そう、気がついたら今日はスワローズがサヨナラ勝ちだ。明日、神宮に行く。ワタシの声援が、選手に力になって、勝利の瞬間が味わえると、いいな。