
夕方のゲリラ豪雨で、この本が濡れてしまった・・・。
阿佐ヶ谷の古本屋さんで買った、4巻セットの1巻め。まだ74ページ目だ。でも、書評を買いてしまう。途中の書評だ。
言わずと知れた、第二次世界大戦中のイギリスの首相・チャーチルの自伝である。古本屋さんで、4巻セット1,320円で買った。AmazonのKindle版なら3,850円である。安く買えた!濡れちゃったけど・・・。まあ、また売るつもりで買ったわけではないのだ。そんなことはいい。
今のところは、第一次世界大戦後、第二次世界大戦が始まる前の話だ。アドルフ・ヒトラーがドイツで実権を握ったところを読んでいる。戦勝国であった、イギリス・フランスは政権運営が迷走していたのと、アメリカが孤立主義をとって、ドイツの台頭に無関心であった状況が描かれている。そう、今の米・トランプ政権にも、ちらほらみられるアメリカファーストの孤立主義的な姿勢だ。
日本の場合は、私は「日本軍失敗の本質」がとても印象にある。組織が上に行けば行くほど、曖昧で腐敗していく組織。忖度で動き、形式主義が強く、相手を軽視する。最近、本屋さんでの新書コーナーにも、旧日本軍の杜撰な兵站を描いている書籍もみうけられた。
一方で、戦勝国というところもあるが、イギリスはいかに戦い、いかに勝利したかは気になるところだ。
4巻セットと大作であるが、読み進めて何かを感じ取りたい。