
今日は休暇であった。朝、マイナカードの更新を行なったあと、阿佐ヶ谷ラピュタビルへいって、映画をみた。
モーニングショーということで、現在は関根恵子主演の映画特集をやっていた。今、ネットで調べたら、結婚後に「高橋恵子」になっていたと知った。そう、みたことのある俳優さんである。
山形県を舞台に、競馬騎手の夢破れて故郷に帰ってきた篠田三郎を慕う、幼馴染が関根稽古である。同級生役のずいぶんべっぴんさんな子は誰かなあと調べたら、松坂慶子であった。そりゃべっぴんさんだわな。
両親に認められない恋に悩む二人。もう一度騎手の夢を目指す前に樹氷を観にこうと、篠田三郎と関根恵子と友人の三人でスキーに行く。そこで、篠田三郎は足に大怪我をしてしまい、吹雪に見舞われてしまう。友人は救援を求めて出発し、雪を固めて作ったシェルターの中で二人は救援を待つ。重傷の篠田三郎の体を温めるべく、関根恵子は、上半身裸になって(胸ポロリ)、肌を寄せあうシーンもあった。
悲歌というくらいだから、悲しい結末を迎える。
伴淳三郎が、関根恵子の父親役で登場するのだが、とぼけたセリフと演技が、この映画の中で笑いをとってくれている。
私の中での篠田三郎は、ウルトラマンタロウの主人公役のイメージが強い。一方で、色々なドラマにも出演していた記憶もある。ラピュタビルにあった関根恵子特集のチラシを見ると、篠田三郎も多数主演していたことを知った。
普段、なかなか映画をみないが、やっぱり映画館で見ると、なんともいえない味わいがある。阿佐ヶ谷という近いところに、昭和の映画が見れる映画館があるのは、嬉しいことだ。コロナ前にはたまに行っていたが、コロナになってからは全く行っていなかった。
今日、ラピュタビルのシネマ会員に入った。通常1,400円のところ、会員は1,000円で映画を観ることができる。なかなか忙しいけど、スポット休暇のときとか、休日も一人で行動する時とかに、映画を観にこう。
自分の感性を磨くために。